東京タワー~オカンとボクと、時々オトン
2005年 11月 06日
もともと、リリーさんのエッセイ好きでよく読んでたし。
生い立ちから始まるんやけど、子供のころのいろんなエピソードがあってその一つ一つが
ツボでした。
よくそこまで色々覚えてるなあってくらいです。
リリーさんが親の前では友達といる自分と違うって言ってるんだけど、
そこが共感やったなあ。
いろんなところで語られてるし詳細はええかなー。
とにかく読みやすいです。
前半のおもしろさで笑いながら読んでるから後半の展開はわかっていながらも
うるうるを押さえきれない感じ。号泣とまではいかないけれど・・・
でも同じような経験をしているので、余計に感情移入してしまった所はあるな。
親の気持ちで読んでも泣けるし、子の気持ちで読んでも泣ける。
親になってない私が言うのもなんやけど、母親が子を思う気持ちは
何物にも変えがたいものなんだというのを考えると泣けてきます。
私は親不孝者だったかもしれないな。
東京タワー
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